どうも、本物しこうです。
直近4回のブログでは、野球は物理というテーマで速度・加速度など運動の表し方について紹介しました。今回は運動の表し方に関する知識を定着化するために練習問題(高校物理の問題集から抜粋)を紹介したいと思います。なお、問題を解くためには①不明な値は文字に置くこと、②公式を使うこと、③問題内容を図示すること、がポイントです。野球でも勉強でも練習は大切ですので挑戦してみてください。
[導入問題]
高さ14.7mの屋上からボールを水平に速さ10m/sで投げ出す。
(1)ボールが地面に着くのは何秒後か。
(2)その間にボールは水平に何m飛ぶか。
[学習問題]
鉛直な高い壁面がある。壁から10m離れた点からボールを投げ上げて高さ5mの点で壁面に垂直に当たるようにしたい。
(1)投げ出してから壁に当たるまでの時間は何秒か。
(2)初速度の水平成分・鉛直成分をそれぞれ求めよ。
(3)初速度大きさを求めよ。
[応用問題]
ある打者の打ったボールが、センターフライとなって、5.0秒後にセンターに捕球された。ボールがバットに当たった点と捕球された点の高さは同じとして、そこからボールの上がった最高点の高さは何mか。
練習問題の解答については次回のブログで紹介したいと思います。